自治会総会にて

28日夜、本浦地区自治会の総会が開かれたので、出席してきました。

 

田舎暮らしは、とにかく忙しいです。自治会しかり、小学校のPTA活動しかり。とにかく頭数が少ないので、地域のみんなで支え合わなければ、地域を維持できません。

 

総会の中身は、平成21年度の事業報告、会計報告、新役員の選出など、ごく一般的なものでした。


さて、ある地域住民が、この総会の場で、笠戸小学校の耐震性について質問を投げかけました。


自治会総会の場で、小学校存廃の話題が当たり前のように出る土地柄なんですね。


東京で経験しましたが、街の学校って、意外と地域から孤立しています。学校の先生は優秀で熱意もあって、信頼できます。学校開放日などを設けて、できるだけ開かれた学校を目指そうという努力も見えます。


でも、不審者対策を含め子どもたちの安全確保を最優先するなら、学校という陸の孤島を作るしかありません。必然的に、地域の関心から遠ざかります。


しかし、この笠戸小学校は違います。


笠戸の子どもたち一人ひとりが地域の一部です。大人たちと一緒に祭の神輿を担いだり、大人たちに混じって餅撒き行事で餅をを奪い合ったりしています。


考え方にはいろいろあるでしょうけど、

 

子どもたちが地域全体の最大の関心事

 

という点は、特筆すべきだと思います。当たり前のはずなのに、街の学校ではなかなかできないんですよね。